風水では、配管を通る水が不純物を含む汚水だった場合に邪気が発生すると言われます。

配管と風水の関係

風水と言えば水の流れを掴んでおく事がとても大切です。家の中には水場がたくさんありますよね。その水を流すために必要なのが配管です。この配管の配置を考える事も家相において大切な事になります。

 

配水管の配置

家の裏側にある排水管

家の中の家相を考えるのであれば鬼門に水周りを配置しない、ということが大切になりますが、家の外では汚水管を配置する場所が大切なのです。汚水管はトイレからの排水の事を指します。
ちなみにお風呂やキッチンなどの排水は雑排水というもので、家を建てるときにも別に配水管が作られます。雑排水も汚れた水が通る場所ですが、汚水管の方が風水的により不純度が大きいと考えられています。
汚水管は不純物ですからその上に何が配置されているかが鍵です。
一番汚水管を通してはいけないのは「玄関」です。汚水管は出来るだけ最短距離で家の外に出るようにし、玄関を横切らせないようにしましょう。
ちなみに雑排水もできるだけ玄関を横切らせないようにするのがよいでしょう。雨水管や浄水管については問題ありません。
もう配管の位置の変更ができないような状態であれば、樹木を植えるか植木鉢を置くなどして少しでも邪気を払えるようにしましょう。

 

きれいな水に気を配る

キッチンやお風呂場の排水口の掃除をきちんとしていますか?
汚れた水が流れる場所だからと放置したままだと家全体の運が下がってしまいます。
汚れた水を流す場所であってもきれいな水が詰まることなく流れるようにしなければいけません。
定期的にパイプクリーナーか重曹を使って排水口の汚れを取り除きましょう。重曹は自然素材なので環境にも優しいですし、パイプクリーナーと同じように排水口をきれいにすることができます。
もちろん、キッチンのシンクやお風呂場を常に清潔にすることも大切です。
蛇口やシャワーヘッドはすぐに汚れてしまいやすいので、こまめに磨くようにしましょう。もしも汚れが取れない場合は重曹やクエン酸を使うときれいに汚れを落とす事が出来ます。

 

換気をする

扇風機で換気を行う様子

家の中の空気を入れ替える、という事柄は家に溜まった悪い気を外に出す事という事につながります。それは湿気の溜まりやすいキッチンやお風呂場などの水周りも一緒です。
一番良いのは窓を開けて換気するのがよいのですが、窓が設置されていない場合は換気扇を上手に使うようにしましょう。
しかし、毎日換気扇を使うということは換気扇の汚れもつきやすくなってしまいます。汚れたままの換気扇を使用しても悪い気は外に出て行かずに家の中に入ったままになってしまいます。ですが換気扇の掃除と言うのは手間ですし大変ですよね。
そんな方は換気扇フィルターやカバーを使用するなどして出来るだけ手間をかけずに掃除ができるような状態にしましょう。