風水の良いキッチン
キッチンはリビング・ダイニングと併設していることが多く、日当たりと風通しの良い場所にあるべきです。
日当たりの悪い旗竿地では2階にリビングとキッチンを配置する間取りが人気ですが、風水的にも理にかなっています。
キッチンで重要なのは以下の3点です。
・適度に開放感がある
・匂いをリビングなど居住スペースに広げない
・清潔な状態を維持する
昨今、流行しているキッチンの形状は対面式のカウンターキッチンです。
料理や洗い物をしながら家族の様子を見れることから人気になっています。
閉鎖的な空間で壁と向かい合うキッチンよりも、適度に開放感があって家族とパワーを共有できる環境の方が風水的にも優れています。
古いキッチンをリフォームする人はカウンター式への変更を検討するケースが多いですが、風水的にもオススメのリフォーム術です。
ただし、壁に囲まれていないアイランド型キッチンの場合は、匂いがリビングやダイニングに広がってしまうのでオススメできません。
開放感を売りにしている分、換気扇を小型にしているのもNGです。
風水は匂いの影響が大きいので、バランスを考えればカウンターキッチンがベストです。
キッチンに限定した話ではないですが、水回りはいつも清潔な状態に維持することが風水でも重要です。
特に流しは洗い物をする場所で生ゴミを多く扱う場所です。衛生面でも大きな影響を与え、ゴキブリの発生原因になります。
ゴキブリは風水的に何の影響もありません。クモは縁起が良い生き物ですが、神様がゴキブリを使ってメッセージを与えることはありません。
害虫を見て嫌な気分になれば、家の中の運気も下がってしまいます。
キッチンでオススメの方角
キッチンは東か東南にあるのが理想です。
朝日が入り込むので風通しが良いです。気温の上がる午後の時間に日差しが入りにくいので衛生的にも良いです。
逆に西と南はキッチンに向かない方角です。
日当たりの良い方角ですが、キッチンは火を使う場所なので太陽の光との相性が良くありません。
西は日が入る時間が長いだけではなく金運の入ってくる方角です。キッチンが西にあって火を使うと金運を燃やしてしまいます。
もうひとつ凶になる場所が中央です。アイランド型キッチンはNGと紹介している通り、換気のしにくさがネックになります。
キッチンの小技集
- 洗い物は溜めない
- 冷蔵庫に余計な物を貼らない
- 換気を頻繁に行う
- 油汚れを残さない
汚れた食器や食べ残しは悪い気を発しています。食事が終わったらすぐに洗うように心がけましょう。
マグネットがくっつく冷蔵庫は書類など料理とは関係ないものを貼る人が多いですが、用途と関係ないものが多いと運気がダウンします。
キッチンは水と火の両方を使うことから気が乱れ易い場所です。
洗い物などコンロを使わない時でも窓を開けたり換気扇を回して換気しましょう。
油はこびりついて簡単に落ちません。大掃除で徹底的に落としては、少しずつ油汚れを溜めてしまう使い方が多いですが、1日の終わりに完璧に油を落としてピカピカの状態を保つようにしてください。
油汚れは悪い気を発します。汚れがこびりついたコンロを使うと料理にも移ってしまい悪循環になります。